この度、中国農業科学院より、DENBA技術を使った牛肉の冷凍解凍の研究成果の論文が発表されたことを報告いたします。

中国農業科学院 DENBA応用した論文

中国農業科学院は1957年3月1日に設立された全国的総合農業科学研究機関であり、全国の農業科学研究の中心である。主要な任務は以下のようなものである。

農業における応用研究と応用基礎研究を主として強力に研究開発を進める。

農業経済建設における全体的でキーポイントとなる重要な科学技術問題の解決に重点を置き、科学技術の成果を提供して、わが国の農業現代化に貢献する。

基礎的な研究を強化して新しい技術や方法の応用研究を展開する。

全国の重要科学研究プロジェクトへの取り組みを組織し、科学研究の人材を養成して農業科学技術の水準を向上させ、以って農業科学の発展を促進する。

農業と農業科学の発展戦略研究を強化し、国家が重要な農業技術政策を制定する際の根拠を提供する。

国内外の農業科学技術の動向を把握し、専門刊行物や理論方面の著作を編集出版するとともに、学術活動を組織し、国際的農業科学技術交流と協力を展開する。

全農科院所属の研究所(室)は33、併設の研究生院(教育機関)、農業図書館、中国農業科技出版社、そして生物技術研究センターと計算機(電算)センターを有している。全農科院の職員は10586人、そのうち科学技術研究者5063人(高級研究者20%)、行政幹部812人、一般職員約4700人となっている。各研究所(室)の試験農牧場面積は全部で7600ha、草地1300ha、山林地4700haである。

創立以来(1986年7月末まで)、1814項目の科学研究成果を取得し、受賞した科学研究成果は924である。内訳は以下の通りである。国家レベルの賞91項目、部委・省レベルの技術進歩賞71項目、部・院レベルの技術改善賞554項目、その他208項目である。ずべての受賞項目において、"六五"期間中のものが70%以上を占めている。例えば、我が院と湖南農科院で行った"粳型交配水稲"の研究は国家特等発明賞を受賞した。また、我が院のハルピン獣医研究所の"馬伝染性貧血病弱毒疫病の研究"と作物育種栽培研究所の"中単2号"トウモロコシは国家発明一等賞を獲得した。農科院綿花研究所が行った"全国綿花品種区域試験及びその結果と応用"は国家科学技術進歩賞を獲得した。このように、研究水準は全て国内外の先進科学技術のレベルに達しており、はっきりと社会的、経済的効果をあげている。

中国農業科学院所属機関

作物育種栽培研究所 作物品種資源研究所 蔬菜研究所

土壌肥料研究所 植物防護研究所 原子エネルギー研究所

畜牧研究所 養蜂研究所 農業気象研究室

生物防治研究室 農業経済研究所 農業自然資源と農業区画研究所

科学情報研究所 農田灌漑研究所 中国水稲研究所

綿花研究所 油料作物研究所 麻類研究所

甜菜研究所 果樹研究所 鄭州果樹研究所

柑桔研究所 茶業研究所 蚕業研究所

ハルピン獣医研究所 蘭州獣医研究所 中獣医研究所

蘭州畜牧研究所 上海家畜血吸虫病研究所 草原研究所

特産研究所 農業遺産研究所 生物技術研究センター