この度、公立大学法人公立諏訪東京理科大学、学校法人帝京大学及びDENBA JAPAN株式会社は、DENBA Healthを用いた自動車運転能力向上に関する有用性について共同研究を開始いたしましたのでお知らせいたします。
現在、わが国の車両をめぐる環境は、高齢化社会と共に、職業ドライバーも高齢化する問題に直面している。加えて、地方では、若者の流出、公共交通機関の減便などにより、車両の生活面の「足」としての役割は欠かせないままである。
一方、高齢ドライバーの事故は、メディアにも取り上げられる通り増加傾向にある。高齢ドライバーの事故率が高い背景は、いわゆるドライバーの認知・判断の遅れに原因があるとされる。
こうした中、当社のDENBA Healthは、すでに自律神経の働きのエビデンスを取得している。高齢ドライバーを中心に、ドライバーの健康面でのサポートできる可能性を探るべく、DENBA Healthを用いた自動車運転能力向上に関する有用性について、公立大学法人公立諏訪東京理科大学と学校法人帝京大学らと共同研究を行うことを決定した。具体的には、ドライバーの運転に対してどのような条件で影響があるかを解明し、運転能力向上に向けた施策を構築することを目的とする。
研究目的:低周波による電位空間を創出するDENBA Healthは、人体の疲労回復をサポートすることが知られている。本研究ではこの技術を用いて、自動車ドライバの運転に対してどのような条件で影響があるかを解明し、運転能力向上に向けた施策を構築することを目的とする。